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各役職に求められる現状維持もしくは現状の延長線上にある問題解決を図る責任の度合い及び維持する売上規模によってランクを設ける。
業績年俸は数値責任、特に新たな数値(ニューベース)を作っていく営業努力を見るものである。
ここでは数値目標のみだけでなく、経営計画で定めた行動目標などの定性目標も評価対象とし、ポイント制にて算出する。
注)ここは役割年俸で勘案されている項目は除外する。
ここは革新的な業務に限るものとする。
現在の延長線上、もしくは問題が表面化しているものを改善するレベルのものは役割年俸に含まれると解釈する。
結果を反映させるため、増減が起こる(減については配慮が必要)。
総じて新年度のベース年俸とする。
績賞与を前年度年収から除外したものを「みなし基本年俸」とする。
なお、課長以上は部下としてのカウントはしない。
維持するベースの大きさ、定型業務の内部維持関係の課題解決度合いはここで評価する。
経営計画に基づいた新システム開発、拠点開発等、数量化できない定性目標については、目標ごとに次の視点でポイント設定を行なう。
この目標の設定は年俸契約時の申し出、受命のどちらも適用する。
以上の業績年俸は、部門経営計画書に基づいて社長と「契約」という形式で決定する。
今回の新体系導入によって基本給が変わると賞与の基礎に影響することも多いため、これを機会に賞与の算定方法を再検討することをお勧めします。
特にポイント制賞与算定方式は、今は少々違和感があるかもしれませんが一度検討してみて下さい。
賞与の本来の意味である「成果配分」を生かそうとするやり方です。
賞与の算定方法を見直す。
最もオーソドックスなやり方で、大企業もこの決定方式が大半です。
労働組合との妥結でも基準内賃金の○カ月分(年間決定方式、夏冬個別方式)という決め方です。
今回、基準内賃金の変更があれば、支給率を変更するか算定基礎の賃金を変更することも本給非連動方式ですが、おざなり的な決め方から進んで算定基準を明確にすることで、能力主義の傾向の強いものにできます。
ポイント項目としては、年齢・勤続・役職・職種・等級・資格・家族などがあります。
になります。
この場合は「資格給」を算定基礎に入れて下さい。
年功順や役職基準で適当な基準額を設けて、それを基点として毎年積み上げていく方式です。
このやり方は放っておくと世間相場から置いていかれてしまうことがあります。
またこの方法はすぐにバランス上の破綻を来すので早急に改善が必要です。
退職金も基本給改定の影響を大きく受けますので、この機会に見直して下さい。
企業に貢献をしてくれた度合いを功労加算などで増額することがあるが、それを退職時にも還元しようとする意味。
若年時代の低賃金カバーという意味は最近ではみられない。
退職金算定の種類は、次のものが一般的です。
退職時の本給等と連動した勤続年数別係数のかけ算方式一般的にはこのやり方が圧倒的に多く、労働省調査(平成元年)では七六・九%の企業がこのやり方ですが今や減少傾向にあるようです。
逆に本給等と非連動方式の企業は大企業を中心(一○○○人以上の規模では %以上)に増加しています。
本給等非連動方式、定額制中小企業でも多くとり入れられている方式です。
勤続年数とそれに対応した金額表で支給額を決定します。
役職等の功労加算分は別に上乗せするのが一般的です。
大企業を中心にとり入れられている方式で、賃金テーブルのような表を等級別に設定して、その表の金額をもとに係数で算出する方式が多いようです。
ポイント制の退職金へ勤続年数や職能等級、役職等の要素ごとにポイントを設定し、その合算ポイントにポイント単価を掛けて算出する方法です。
最近は能力主義を反映させやすいこのやり方が普及しつつあります。
今回はこの方法を詳しく述べます。
退職金のシミュレーションをやるとよくわかりますが、本給連動型の退職金は賃上げの影響を複利で受けていくため、文字どおり雪だるま式にふくれ上がってしまいます。
こんなことは、経営者は十分承知しているため、第二基本給や疑似基本給を作ってなんとかこの膨張を回避させようとします。
その結果、もっと大切な賃金体系を崩壊させてしまい、ジレンマに陥ります。
毎月支給する賃金が最後の退職金のためにおかしくなっては本末顛倒です。
やはり退職金は本給絶縁型が望ましいようです。
現在、本給連動方式で退職金を運用している場合は、賃金制度の改定とともに退職金や賞与の算定方式を変更する必要があります。
この場合、すでに動いている退職金制度を改定すると「既得権」の問題が生じます。
退職金制度の変更は明らかに労働条件の変更にあたるため、不利益変更は原則としてできません。
通常移行時に既得権の換算がしやすいように、一万円をスタートにするケースが多いようです。
このポイントは数年ごとに世間相場をみて改定をします。
従前の退職金支給の基準を乗せ替え時点において下回ることはできないのです。
基本給連動型の退職金とはいえ、将来の確定した額を約束しているわけではないので、今後の方向ついては労使協議の上で改定は可能です。
退職金の水準は企業間格差が大きく、特に大企業と小零細企業の差は極端についています。
零細規模の中には退職金制度自体が定かでないケースも多く、水準を比較しても意味のないことがあります。
これから退職金を、という場合はとりあえず四○年一○○○万円、すでに制度があるところは四○年一五○○万円を目安にしてはどうでしょうか。
今まで次世代賃金体系ほか、今後の新たな人事賃金の展開について述べてきましたが、このような新しいシステムや思想の導入は一朝一夕でできるものではありません。
特に次世代賃金体系の設計は手作業ではシミュレーションができないため、妥協をすることが多いのですが、今やパソコンの機能が強化され、このような賃金体系を設計し、現行の体系から乗せ替えることが容易にできるようになりました。
また、新体系移行後の毎年の昇給や賃金管理も当然のことながら、簡単にできるようになっています。
この次世代賃金体系は著者の事務所のほかに東京、三島、名古屋、金沢、高山、神戸にもご相談を受けられる事務所があります。
詳しいことがお聞きになりたい場合は著者までご連絡下さい。
出向にかかわる法的問題には、就業規則、雇用契約、労基法などさまざまなものがありますが、ここでは出向者の賃金の決め方について述べていきます。
さて、出向する先の会社には、次のようなものがあります。
また、出向の目的にも、経営陣としての出向、技術の指導、中高年対策、キャリア・デイベロプメントの一環、退職者の再就職と、多種多様です。
出向者の身分は原則として出向元にあり、出向元との雇用関係は継続されたままになります。
出向中は、出向元を休職しているという扱いをするケースが多く、法的にも社員としての権利、義務や待遇については、出向元と同様のものを受けることが原則となります。
こういった出向の性格を踏まえて、賃金を考えていく必要があります。
出向者の賃金を負担するのは、籍が出向元にあることから、全額を出向元が負担しているケースが半分以上を占める、という調査結果が出ています。
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